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大恐竜パークinとちぎわんぱく公園 [栃木]

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最近また恐竜ブームなのでしょうか。おもちゃや博物館のテーマとして恐竜をよく目にします。いやむしろ、恐竜をテーマにしたおもちゃが品を変え登場したり、毎年どこかで博物館のテーマになるため、ブームだと錯覚しているのかも知れません。特に夏休み。また、この春休みは北陸新幹線延伸で福井県が注目されたこともあり、特に恐竜を目にしたのでしょう。

正直、恐竜は詳しくありません。子供の頃に名前を知っていた恐竜が、最近の展示では登場しない気がします。もちろん、ステゴサウルスやトリケラトプスは見ます。ところが、アロサウルスとかブロントサウルスは見かけない印象があります。流行り廃りなのかもしれません。沢山の種類がいるようですし、覚えられません。

そんな広い知的世界を持つ恐竜の新しい施設が壬生のわんぱく公園の中に誕生しました。大恐竜パークと言うもので、どうやら様々なところに似たような施設があるようです。せっかくなので、向学の一環として入場してみました。まずまずの人気で、入口で少し列ができていました。中に入ると、木立の下のエリアに複数の恐竜がいました。だいたい全て同じ大きさで、2~3mくらいでしょうか。実物大かどうかはわかりません。近づくとセンサーで感知して動き、鳴きます。常時動いていないなんて、なんとSDGsの理念に則った素晴らしい施設なんでしょう。施設の範囲は入口から見渡せる位の量です。所要時間はだいたい10分でしょうか。

展示している恐竜はプテラノドンやティラノサウルスなど知名度の高いものもいます。しかし、アルゼンチノサウルスやマメンチサウルス、スピノサウルスなど初めて聞くものが多数います。写真はケラトサウルスという名前だそうです。ケラトとは「角」のことで、確かに鼻の上に角がありますね。トリ“ケラ”トプスと同じ語源です。勉強になります。

回ろうとすれば一瞬で出てこられるわけですが、この施設の真の楽しみ方は2種類のアプリとの連動にあります。まず1つ目は恐竜ゲットアプリ「恐竜アドベンチャー」です。これは、最低限入れないと楽しめません。恐竜の前にある説明板のQRコードを読み込むと、恐竜をゲットできます。そのようにして、エリア内の恐竜を集めていきます。時折クイズも出題され、正解するとスタンプが押されます。どうやらクイズが出る恐竜はランダムのようなので、リピートしても楽しめるかも知れません。なお、わんぱく公園内にある他の恐竜像2体にも対応しているので、公園散策の際にも楽しめます。

もう一つのアプリは恐竜ARアプリ「ロストアニマルプラネット」です。これは、もっとゲーム性の高いもののようです。特定の写真を読み込むとARとして恐竜が現代に復活します。また、地面を掘ると化石が現れ、恐竜がゲットできます。しかし、エラーなのか分からないのですが、情報にあるところで写真を読み込んでも恐竜が現れない場所がありました。他の参加者も同じような状況だったようなので、何らかの不具合があったのかも知れません。ただ、わんぱく公園内の案内に書かれていたり書かれていなかったり、記載の統一が図られていなかった様子もあったので、もしかしたら、案の一部がそのまま刷られてしまったのかも知れませんが。公式ページにもエラーの詳細がなく、真相は不明です。

最近のイベントはデジタルとの融合が著しいですね。デジタルで読み込めば大量の情報が現れますが、どの程度参加者はきちんと読んでいるのでしょうか。このようなところも情報の氾濫を感じる部分です。提示する情報の取捨選択を間違えると、結局読まないので難しいところです。

施設境界のフェンスが仮説であったり、恐竜自体がすぐに移動できる状態になっていたところから恒久的な施設ではないかも知れません。いくつかの都市をキャラバンすることを前提に作られているのでしょう。そう考えると、早く訪れないと早々に栃木県から無くなってしまいそうな予感がします。行きたいかどうかは別ですが。


大恐竜パークinとちぎわんぱく公園

9:30~16:00(月休) 800円

800円が高いという話が各所で上がっていますが、最近の美術館などの特別展が2000円することを思えば、妥当な金額かと思われます。なお、コストコの会員証などを提示すると100円引きになります。

最寄りバス停は壬生町コミュニティバスのおもちゃ博物館です。

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宇都宮線鉄道カードラリー [栃木]

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近頃、スタンプラリーの類が増えました。大人向けは朱印巡りであったり、子供向けは書店でアニメのキャラクターのスタンプを集めるものを見かけました。鉄道を題材にしたものもテーマを変えながら何回も行われています。18切符を駆使して集めるのがいいのでしょうが、時々利用期間外のときもあります。まあ、そんなときは休日おでかけパスを使うのがいいでしょう。

最近のスタンプラリーはデジタル化が進みます。スポットの位置情報、あるいはQRコードを読み込むことによりスタンプを獲得します。しかしながら、集めたスタンプがスマホの中にあるのが何だかしっくり来ません。確かに、手で押すよりもきれいにスタンプが集められます。しかしながら、手元に何も残らないデータであることに心が満たされないのだと思います、考え方が古いのかもしれませんが。もしかするとデジタルデータ時代からスタンプラリーに参加した人は何も違和感無く満足しているのかもしれません。

スタンプラリーではなくカードラリーというものもあります。ある条件を達成するとカードが貰え、それを様々なスポットで集めます。物が形として残るので、満足感が違います。今回の宇都宮線鉄道カードラリーもそんな中の一つです。スポットは東大宮駅、久喜駅、古河駅、小山駅のコンビニやお土産屋です。そこで一定金額以上の買い物をするとカードが貰え、全種類揃うとカードホルダーがもらえます。エリアが狭く、簡単かと思われたのですが・・・コンビニばかりそんなに買うものは無いのです。久喜駅のベックスコーヒーショップに至っては、テイクアウトに適したサンドイッチは早々に売り切れていました。同じ目的の人のせいでしょうか。そして、ハードルが上がる理由の一つとして期間がかなり短いのです。カードのテーマがテーマなので、子どもたちを含め鉄道に馴染みの無い人が喜んで参加するイベントとは思えませんが、慣れ親しんだ車両なので是非全て集めたく思います。

この企画に前後するように大宮駅周辺では185系のカードがもらえる別のカードラリーが行われていました。おそらくJR東日本の大宮支社が率先してカードラリーを行っているのでしょう。しかし、イベントの知名度的にはどうなのでしょう。チラシが配られたのもイベントが始まった後でした。

テーマが北関東の湘南色編となっているため、第2弾がありそうです。カードの印刷代はかかりますが、いい販促イベントなのでしょうね。なんだかんだ言いながら、きっと次回も参加すると思います。


宇都宮線鉄道カードラリー

~4/7 カードは各店舗おおよそ700~800円の購入で1枚もらえます。

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社会実験 キッチンカーWeek [栃木]

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小金井駅東口エリア公共空間利活用社会実験としてキッチンカーWeekが開催されています。

宇都宮線の小金井駅の東口のロータリーに日替わりでキッチンカーがやってきています。パン屋あり卵焼き屋ありスイーツとコーヒーあり。さまざまな種類のものが売られていますが、注目すべきは“きそば”のキッチンカーです。これは小山駅構内に数年前まであった駅そば“きそば”の後継とも言うべきキッチンカーで、その味をキッチンカーとして様々なイベントで提供しています。そのきそばカーがキッチンカーWeekにも参戦してきました。

宇都宮線を彷彿とするカラーリングのトラックの荷台で蕎麦が作られます。蕎麦は当時と同じようにさっと茹でる中澤製麺製の蕎麦でしょう(うどんもあります)。注文はベースとなる麺に様々なトッピングをする形です。天ぷら、きつね(油揚げ)、卵などバリエーションが豊富でありながら、各100~200円とオトクです。もっとも、欲を出して乗せすぎると簡単に1000円を超えてしまいますので注意しなければなりません。小山のきそばと同様に岩下の新生姜のトッピングもありました。

注文するとすぐに出来上がり、天かすなどはセルフで追加することができます。車の裏手にはカウンターがあり、そこで立ち食いできます。もちろん、テントが用意されていて座りながら食べることもできるのですが、きそばの雰囲気を楽しむには立ちが良いのです。味は懐かしい駅そばの味でした。買って帰って自分で作るのとは違いますね。ネギのシャキシャキや新生姜の辛さが食べていて楽しくなります。

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今回のweekでは、注文すると切符を模したカードが貰えます。小金井駅の名前が入っていたり、日付が入っていたりするだけでなく、注文した内容のチェックが側面に入り、切符を切った跡も再現されています。これをもらえただけでも食べた価値はありました。

この日のもう一つの店舗はカレーとパンの店「pupukoti」でした。いちご練乳クリームのパンは甘酸っぱくて美味しかったです。高級なおしゃれな雰囲気のパンでした。

と、結構賑わっているかのような書き方をしましたが、正直なところ微妙です。そもそも周りに何も無いロータリーに日中に出店してどれだけの客が集まるのか、非常に疑問です。というか、大量に売れ残るのではないかと恐ろしくさえ感じます。場所的に正しいのか、時間的に正しいのか、フィードバックして活かして欲しいものです。強いてあげるならば、もう少し人の流れのある場所や、夕方~夜の駅に人が流れる時間に開催したほうがいいのではないでしょうか。今回の企画は、きそばだけに関して言えば、JR小金井運転区のみなさんやきそばに元々付いていたファンの助けでしのげた印象が無くもないです。

また、アナウンスが遅いのです。開催のアナウンスの下野市HPへのアップが3/1とまさかの開始日です。周辺へのポスターやSNSでの事前広報も無し。しかも、3/1に新着情報としてホームページに公開したにもかかわらず、3/1にアナウンスすべき他の情報に埋もれてトップページから流れてしまうという事も起きていました。このイベントにたまたま出くわせたのなら、本当に運がいいとさえ思ってしまいます。

しかしながら、“きそば”は連日完売だったようです。ということは実はこのくらいのアナウンスが正しいのでしょうか。人が集まりすぎると捌けないので、あえて静かに開催しているのでしょうか。今後どうすべきイベントなのか判断に難しいところです。


小金井駅東口エリア公共空間利活用社会実験 キッチンカーWeek

2024年3/1~8 11:00~15:00

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美樹本晴彦展 だけじゃない! [栃木]

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小山駅前のロブレの一角でアート展が開催されました。展示即売会を兼ねているために、入場は無料です。事前登録するとグッズももらえます。ロブレでこのようなイベントが開催されたことがあったでしょうか。

きっかけはインターネット広告が出てきて近場だからと参加したのですが、後で周りの話を聞くと、絵を売りつけられて大変とのことを聞きました。確かに、百貨店の画廊などは訪れたことはありますが、こうしたイベントは初めてです。戦々恐々としながらもせっかくですので行ってみました。主催はアールビバンという、結構この道では大手の会社のようです。

会場はいつものイベントスペースです。受付をすると何かの暗号が書かれたネームカードを渡されました。それを持って会場に入ります。中は想像以上に人がいました。ロブレで美術展が開催されることが珍しいので多くの人がやってきたのでしょう。老若男女、家族連れもいました。そして、ここで大きな事実に気づいたのです。申し込んだのは美樹本晴彦展でしたが、この会場は4種類の絵画展の合同だったのです。一番人が集まっていたのは天野喜孝などの作品の並ぶファンタジーアート展でした。ここが人気だった理由は、ファイナルファンタジーの絵が書かれていたためです。やはり知名度のある作家は違いますね。一方の美樹本晴彦も知名度では負けないでしょうが、今回は版権のあるキャラクターの絵は一つも展示されていませんでした。あるのはオリジナルの作品です。そんなに簡単にアニメ会社が許可をしないでしょうから、これは想定の範囲内です。

販売されている作品(飾られている作品)は版画です。と言っても古典的な版画ではなく、現代の技法で作られた鮮やかなもので、50~250枚くらいの数が刷られているようです。そして、その版画の上からラメをまぶしてキラキラさせています。これがいいかどうかは人によって分かれそうです。一部作品には更にスワロフスキーが埋め込まれていました。相場は40~60万程度が多く、中には100万超えもザラでした。特に高かったものは天野喜孝作品です。需要と供給の価格が実にわかりやすく感じました。

すでに何枚もの作品が売却済とされていました。会場で商談もしていました。結構売れているようです。来場者の多さと商談が進行している事情もあって、特にしつこい売り込みはありませんでした。

美樹本晴彦展が目的だったのですが、今回の展示で一番印象に残ったのはmochaさんという方です。イラストレーターとして幻想的な多数の作品を書いている人ですが、主催者イチオシのアーティストなのか作品数も一番多かった気がします。グッズ展開もたくさんありました。せっかくなので、記念に仕掛けファイル、絵葉書、アクリルチャームを買ってきました。絵のテーマはよくありそうなものなのですが、何かをきっかけに今後伸びるかもしれませんね。版画ではなく、実際の絵画として美術館できちんと観覧券を買ってゆっくりと見てみたいです。

いい社会勉強になりました。この展示は全国で巡回しているようで、美樹本晴彦展も複数箇所で同時開催だったようです。版画で複製がたくさんありますから、こうしたことも可能なのですね。ロブレの方も味をしめたのか、今後すぐに別のアーティストの展示即売会が開催されるようです。今回の方々もまた作品が更新されたら是非開催して欲しいです。しかし、主催者は売れなければ意味を成さないので次があるかどうかは今回の売り上げ次第でしょう。自分のような無料入場者は厄介払いされそうです。


美樹本晴彦展 その他3つ

2/16~19(終了) 10:00~18:00 入場無料

最寄り駅は宇都宮線などの小山駅です。

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自動運転バス 自治医大病院線 [栃木]

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各地で様々な企業、様々な自治体が自動運転バスの取り組みを行っています。昨年、埼玉スタジアムで試乗した自動運転カートは誘導線を地面に埋め込むタイプでした。しかし、最近多くの場所で行われている自動運転は位置情報とカメラによって障害物を避けながら目的地へと運行するタイプです。最もレベルの高い自動運転は福井県永平寺町で行われていますが、事故と冬季休業の影響で運行再開は3月となっています。

栃木県でも多くの自治体で自動運転の試みが行われています。今回は下野市で約1ヶ月間の実験が予定されています。これまでの自動運転バスはフランス製のNAVYAや中国のBYD製の電気バス、そしてMAYUベースの自動運転バスが使われてきました。今回は通常の路線バスと同タイプの中型バスのエルガミオが使われています。

運行するのは歩いて15分程度の短い距離で、途中のバス停は1箇所です。車内には運転士の後ろの壁にセンサーの様子が投影される画面が設置されていました。また運転士がハンドルを操作していないことがリアルタイムで分かるモニターもありました。刻一刻と変わる結果に近未来を感じさせます。乗車時間5分程度なのでほとんど実感はないのですが、これだけでもものすごいプログラムが組まれているのでしょう。比較的交通量のある道なので、少しのミスも許されません。自分で運転できない分、運転士は気が気でないのではないでしょうか。

平日は通常の運賃が必要です。休日はアンケート回答で無料体験させてもらえます。アンケート回答後は市の案内などの記念品や記念乗車券がもらえました。

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なお、実証実験の最中に会った担当者の人に、前半と後半で少しシステムが変わるとの情報をもらったので2回乗って乗り比べてみました。その結果、運転士右脇に機器が追加されているようです(赤丸)。話を聞くと、運転士に状況を知らせる装置とのことでした。

既に5年近く行われている開発試験ですが、実際に運行されるようになるのはいつのことでしょうか。人手不足が解消されるとのことですが、結局、運転士とは異なる乗員を乗せることにはなりそうです、そうすると、掛かる人数は変わらない気がするのですが。確かに二種免許のような特殊な免許が必要にならなくなるので、乗務可能な人間の総数は増えるでしょう。しかし、アルバイトのような雇用では少し怖い気もします。結局のところ、人手不足解消というよりも人件費抑制が主眼の気がします。対外的に聞こえが悪いので、「人手不足解消」と表現しているのかも知れません。

話は変わりますが、今回のエルガミオは宇都宮市で作られている「made in栃木」の車両です。栃木県産として県が盛り上げていかなければなりません。ところが、つい先日、栃木で一番のバス会社である関東自動車の電気自動車の採用に中国のBYD製の電気バスが選ばれました。今後百台以上の導入を試みるとのことです。国産バスの価格が高いのでしょうが、生産地のバス会社が採用しないというのはなんともお粗末という印象しかありません。今は将来のスタンダードを築くことができるかどうかの大事な時期です。長い目で技術を培っていかなければなりません。


自動運転バス 下野市実証実験

~2/19 関東自動車の自治医大病院線の日中の一部バスが自動運転バスになります。運賃190円

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東の飛鳥シールラリー 2024 [栃木]

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新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

下野市では昨年に引き続き、今年も市内のお店や施設を巡るシールラリーを行っています。

今年は21箇所のうち石橋・自治医大・小金井の3エリア各3箇所のお店で買い物などをしてシールを貰い、計9箇所以上のシールを集めると記念品のトートバッグがもらえるものになっています。記念品のトートバッグは昨年のものよりもハイスペックになっており、配布個数も300個と増加しています。昨年人気で足りなかったのでしょうか。

シールの集め方も変更されており、昨年は同一店舗で複数回シールを貰うことが可能だったのですが、今年は各店舗1枚で、指定のところに貼る必要があります。昨年はシールの配布数に偏りが生じたのでしょうか。もっとも、今年のものもシールに店舗名が記載されているわけではないので、別の店に流用可能なのですが。

昨年の店舗数からスポットは増加していますが、中には絶妙に訪問しづらい店舗もあります。また、昨年と異なり小金井駅前のポッポ館がスポットから外れ、景品交換所でもなくなりました。景品交換は風土記の丘資料館か薬師寺歴史館になります。今回は観光協会は協力しないということなのかも知れません(主催は文化財課)。

ちなみに、昨年中にいくつかスポットを回りましたが、あるスポットでは配布するシールや台紙を探すところから始まりました。ということは、これまで一人も巡る人が来なかったということなのかも知れません。市内の人がターゲットなのか、市外からの観光客がターゲットなのか、分かりづらい企画です。間違いなく言えるのは広報不足です。しかしながら、参加者が殺到して景品が早期終了されても困りますが。

なかなかハードルの高いラリーですが、なんとか期限内に全部回りたいと考えています。


東の飛鳥シールラリー 2023-2024
~2/12
シールの台紙は各店にて声を掛けるともらえます。
各店は駅前にあるとは限りませんので、レンタサイクルが便利です。

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JR小山駅きそば 中沢製麺 臨時販売会 [栃木]

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2022年1月に惜しくも閉店してしまった小山駅構内のきそばですが、運営していた中沢製麺が特別に2日間だけ小山駅構内で特別販売会を開きました。

“きそば”に使われていたそばやうどん、つゆ、かき揚げの他、中沢製麺製のラーメンなども販売されていました。実際に使われていたどんぶりやプリンも販売されていたのですが、行ったときには既に完売でした。購入客も次から次へ訪れていて、情報によれば“きそば”の麺類も18時ころには完売してしまったのだとか。大人気ですね。

他にも会場では、“きそば”のつゆを温めて振る舞ってくれたり、販売所の裏手には写真のように往時の機器が展示されていたりしていました。券売機は通電してくれています。販売を手伝っているJR社員は若手でしょうか、楽しんで参加されているようでした。“きそば”はみんなに愛されていたように感じます。

このイベントに先んじて構内のきそばの建物が解体されたようですが、だからこそ券売機や看板がここに展示されたということでしょう。

やはり駅常設店舗がなくなってしまったのは残念でなりません。

自分もたくさん買って帰ってきて、これから食べる予定です。あわよくば、年越しそばにしようかと思ったのですが、大きな問題に直面しました。そこまで賞味期限が持たないのです。これはまた年末に栃木市の店舗まで買いに行かないといけないのかも知れません。


中沢製麺 臨時販売会

12/15 15~20時, 12/16 11~18時

会場は小山駅改札内です。

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カンセキスタジアムでとちぎ野球フェスタ [栃木]

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昨年のとちぎ国体に合わせて、宇都宮市にカンセキスタジアムが整備されました(カンセキスタジアムはカンセキによるネーミングライツです)。そこを会場に野球イベントが開催されるということで参加してきました。

そもそも、このイベントを知る切っ掛けになったのは、行きつけの整形外科に貼ってあったポスターです。そうでもなければ全く情報を得る術はありませんでした。野球チームに所属していれば何らかのアナウンスに接する機会があるかも知れませんが、全く野球と縁のない生活をしている人はなかなか知ることはできません。しかしながら、今回のフェスタの一部の「わくわくボールパーク」は野球未経験者対象というのですから、何とも…。そのようなわけで定員はあったようですが応募者は少なかったようで、数日前まで予約は可能でした。

カンセキスタジアムの中では子供から大人まで色々な所属の人が参加していました。栃木では女子野球が盛んなのか、特に高校生の女子野球参加者が多く見られました。一方で栃木にはプロ野球の球団がないので、熱心なファンが集まるということもないのでしょう。BCリーグのゴールデンブレーブスがありますが、そのユニフォームを見なかったので不参加なのかも知れません。

会場ではみんなでチアダンスや小さい子の体験野球が行われていました。ボール遊びメインにも関わらず、中には経験者と見られる子が剛速球を投げていたりしました。野球の英才教育を受けている子は小学校低学年でも凄い球を投げますね。将来的にはプロとかで活躍するのでしょうが、この後の才能を左右するものは何なのでしょうか。おそらく、小さい頃からやっていた以上の何かが必要となるに違いありません。

参加人数がそんなに多くなかったためか、写真のように会場を広々と使えました。真ん中の芝のエリアにも参加者が時間限定で入ることができました。本場の芝はフカフカでした。こんな冬の日にもみずみずしかったです。

しかし、よくよく考えれば、カンセキスタジアムはサッカーで使われる競技場です。野球のイベントで入るのは稀な気がします。なかなか希少な機会だったのかも知れません。

グラウンドから客席を見て思ったのは、意外に観客の視線が気にならない感じでした。距離と高さがあるので、一人ひとりが認識できないのです。これならば、試合をしていても緊張しないかも知れないなと感じました、もっとも、ここで競技することは未来永劫無いのですが。カンセキスタジアムはベンチの黄色と大きな文字の「とちぎ」とイチゴが印象的なスタジアムでした。できたばかりに入れたので満足です。


とちぎ野球フェスタ & わくわくボールパーク

12/3 10:00~15:30 無料 要事前申込み (2023年実績)

最寄り駅は東武宇都宮線の西川田駅です。

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ヨシタケシンスケ展かもしれない 宇都宮美術館 [栃木]

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11/16付の読売新聞によると2010年代は絵本が盛況だった時代とのことです。表題のヨシタケシンスケさんの作品やノラネコぐんだんなど新しいキャラクター、作家の絵本がたくさん発行されました。それぞれの作品はひと目で作者がわかりますしキャラクターが立っています。一方で、昔からの絵本作家が鬼籍に入られる時代でもありました。やなせたかし、安野光雅、かこさとし、錚々たる作家たちが亡くなるとともに、新作が出なくなりました。ちょうど入れ替わった時期なのかも知れません。

キャラクターに特徴のある絵本作家は美術展などが開きやすいのかも知れません。ヨシタケシンスケ展は宇都宮美術館を始め日本中を巡回しています。ヨシタケシンスケさんは10年くらい前に突然登場した人であったため、若い作家さんなのかと思っていました。実際はそんなことはなく、50代です。絵本作家前には様々な仕事をしていたようです。今回の企画展にも展示されていますが、大学時代は芸術の道を目指し、面白い立体物を制作していたようです。

ヨシタケシンスケさんの真骨頂はそのメモ力です。会場の壁一面に並べられたイラストと組み合わされたメモは圧巻です。日常に思いついたことを細かくメモをしているようで、それが絵本作品にも反映されているようでした。何よりもメモを書く継続力に驚きました。多くの人はひらめいたことのメモを逐一取ろうと思っても、なかなか形にはできないでしょう。さらに絵本制作にも緻密な分析力は生かされ、あらゆる可能性を書き出してストーリーを作っているようでした。会場ではその流れを読むことができます。絵本作家には思いつきを直に絵に起こすタイプもいますが、ヨシタケシンスケさんの作品は過程である設計図が肝だと思います。このような緻密な考察を繰り返しているからこそ、哲学のような絵本が誕生するのだと感じました。

会場は基本的に写真撮影自由です。ヨシタケシンスケさんのキャラクターが所狭しと並べられている他、動画や顔出しパネル、ボール投げ、トゲトゲ椅子など体験型のコーナーもたくさんありました。これならば絵本の主要なターゲットである子どもたちが来ても楽しめますね。美術展でありながらもテーマパーク的な作りでした。

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すべての展示の最後には、ヨシタケシンスケさんからのカードのプレゼントもあります。おみくじのような作りで、筆者の将来の職業は「名探偵」でした。嬉しいですね。

ヨシタケシンスケ作品は、年に数冊のハイペースで新作が登場しているので、今後さらに世界が広がっていく“かもしれない”。


宇都宮美術館 ヨシタケシンスケ展かもしれない

~12/24(月休) 9:30~16:30 一般1000円 高大生800円

なお、土日祝の入館は完全事前予約制です。

最寄りバス停は関東自動車の宇都宮美術館です。

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人生バラ色ローズシャワー in とちぎ花センター [栃木]

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人生時々花びらを浴びたくなるでしょう。そんな願望を叶えてくれるイベントがとちぎ花センターで開催されています。

バケツいっぱいのバラの花びらを空に向けて捲き上げて浴びるローズシャワーが行われています。先着順に名前を書いて時間になるとバケツが渡されます。結婚式とかで行う人もいるかも知れませんが、なかなか体験できない貴重な企画です。バラの花びらですから、撒いている間に広がる匂いも一級品です。

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半分撒いてもこんな感じでたくさんあります。むしろ、これだけの量を集めてくれた職員の方々に感謝です。機械でというわけにもいかないので人力でしょう。しかも花びらはすぐに変色したりしてしまうので、直前に集められたに違いありません。貴重な機会にも関わらず、周知不足なのかシャイな人が多かったのか、開始時間に定員枠は埋まっていませんでした。もったいない。アロマなストレス解消法としていいかも知れません。むしろ香りがいいので撒いてしまうのももったいないくらいです。バケツに直接顔を突っめば良かったと今になって少し後悔しています。

本来は10月上旬から始まる予定だったようですが、バラの開花がずれ込んだため10/14からの開始となっています。確かに今年はコスモスも金木犀も軒並み開花が遅いですね。それだけ9月末まで酷暑が続いていたのです。しかしながら、今は明け方が寒いくらいの陽気です。季節が駆け足ではなく猛ダッシュで移ろいでいます。

今の花センターはバラ推しです。カフェメニューも今ならバラのソフトクリームが楽しめます。

園内はハロウィンの装飾もたくさんあり、温室内も快適に巡れる季節となってきたので、訪れるには適当なタイミングではないでしょうか。


人生バラ色ローズシャワー in とちぎ花センター

~11/5までの土日 14:00~ 500円 雨天中止

最寄りバス停は栃木市ふれあいバスのとちぎ花センター前です。

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