鴨川ホルモー!! [京都]
カテゴリー的に「京都」かどうかは微妙なところですが、公開初日に見てきました「鴨川ホルモー」。
これは万城目学の同名小説の映画化で京都を舞台に大学生が繰り広げる青春SF映画です。
小説も読みましたが、作者が同時代人であり感覚的に近い部分もあって共感できることもあったように感じます。
筆者も鴨川のほとりで〝ホルモー〟をしていた頃を懐かしく思い出しながら見ました。
しかし、関東のとある映画館で見たのですが、公開初日の真昼間にもかかわらず客の入りは20人弱。
関東では京都は興味の対象とはならないのでしょうか。
この人数では興行収入も心配されます。
で、肝心の中身はと言うと・・・
ビミョウです。
客の入りも納得できるかと。
話の詳細は述べませんが、小説が面白かった分期待してしまったこともあるのですが、2時間強に凝縮することがかなり困難であったことと、映像表現・脚本がいまいちであったと感じます。
話よりもCGにお金をかけすぎたのでしょうか?
しいて言えば栗山千秋演じる楠木ふみが決めの部分で格好良かったです。
そしてまた、京都の大学、特に吉〇寮がよく撮影OKを出したと思います。
京都の大学生活を懐かしむには、くだらない青春が詰まっていて良い作品です。
この作品は沖縄国際映画賞でゴールデンシーサー賞に輝き、これから舞台も行われ、ハリウッドにも進出するそうです。
余りにメディアの評価が高いことを思うと、面白く感じられなかったことは自分の感性が乏しいのかと思ってしまいます。
外伝の「ホルモー六景」も読んでね。
2009-04-19 23:51
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