上海万博の裏の人魚像 [丁抹]
ちょっとばかし、デンマークはコペンハーゲンへ行ってきました。
空港では日本語の案内もあり、なんとも親しみを感じました。
そして、何よりも涼しい!!
日本で言うと5月くらいの陽気です。
しかし、なんと朝の4時から夜の10時まで外が明るい。
まだまだ遊べるぞなんと思っていると直ぐに夜の8時を過ぎます。
日が高い中スーパーが閉まるのが不思議でした。
そして、涼しいのですが日差しが強い!
北欧の人はみんなはだが真っ赤でした。
東洋人系の地元の人(?)は日焼けして真っ黒です。
書きたいことは山ほどあれど、とりあえず人魚像について。
上海万博が行われ、デンマーク館のパビリオンで人魚と戯れる不埒な職員のニュースが流れたのも記憶に新しいかと思います。
コペンハーゲンの有名なシンボルが無くなった後、そこはどうなっているのか?
ということで、実地調査してきました。
折角なので変わった経路で向かおうと思い、コペンハーゲン中央駅東方の水路から水上バス(902系統)で北上しました。
コペンハーゲンはエリアごとの運賃なので、電車に乗ろうが、バスに乗ろうが、水上バスに乗ろうが運賃は均一の23DKKです。
日本円にして大体370円くらい。
終点のNordre Toldbodに着くとそこはカストレット要塞で、さらに北上した沿岸に人魚像はあります(ありました)。
現状、そこはどうなっているかというと、写真のように大きな液晶画面が置かれ、上海万博のデンマーク館の様子が放送されているようです。
残念ながら、着いた時には閉館後だったようで、本当にリアルタイムで映し出しているかどうかは分かりませんでした。
像が無いなら無いでいいのですが、もう少し面白い趣向でもてなしてくれるならよかったのですが・・・
像は無くても観光客は結構いて、中には中国からの人たちと見られる一団もいました。
「自分の国で見られるだろ」と心の中で苦笑しました。
長い年月のうち人魚像がここに無かった場面に遭遇するほうが貴重かもしれませんね。
もっとも、人魚像の歴史はさほど無く、100年かそこらですが。