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社会実験 キッチンカーWeek [栃木]

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小金井駅東口エリア公共空間利活用社会実験としてキッチンカーWeekが開催されています。

宇都宮線の小金井駅の東口のロータリーに日替わりでキッチンカーがやってきています。パン屋あり卵焼き屋ありスイーツとコーヒーあり。さまざまな種類のものが売られていますが、注目すべきは“きそば”のキッチンカーです。これは小山駅構内に数年前まであった駅そば“きそば”の後継とも言うべきキッチンカーで、その味をキッチンカーとして様々なイベントで提供しています。そのきそばカーがキッチンカーWeekにも参戦してきました。

宇都宮線を彷彿とするカラーリングのトラックの荷台で蕎麦が作られます。蕎麦は当時と同じようにさっと茹でる中澤製麺製の蕎麦でしょう(うどんもあります)。注文はベースとなる麺に様々なトッピングをする形です。天ぷら、きつね(油揚げ)、卵などバリエーションが豊富でありながら、各100~200円とオトクです。もっとも、欲を出して乗せすぎると簡単に1000円を超えてしまいますので注意しなければなりません。小山のきそばと同様に岩下の新生姜のトッピングもありました。

注文するとすぐに出来上がり、天かすなどはセルフで追加することができます。車の裏手にはカウンターがあり、そこで立ち食いできます。もちろん、テントが用意されていて座りながら食べることもできるのですが、きそばの雰囲気を楽しむには立ちが良いのです。味は懐かしい駅そばの味でした。買って帰って自分で作るのとは違いますね。ネギのシャキシャキや新生姜の辛さが食べていて楽しくなります。

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今回のweekでは、注文すると切符を模したカードが貰えます。小金井駅の名前が入っていたり、日付が入っていたりするだけでなく、注文した内容のチェックが側面に入り、切符を切った跡も再現されています。これをもらえただけでも食べた価値はありました。

この日のもう一つの店舗はカレーとパンの店「pupukoti」でした。いちご練乳クリームのパンは甘酸っぱくて美味しかったです。高級なおしゃれな雰囲気のパンでした。

と、結構賑わっているかのような書き方をしましたが、正直なところ微妙です。そもそも周りに何も無いロータリーに日中に出店してどれだけの客が集まるのか、非常に疑問です。というか、大量に売れ残るのではないかと恐ろしくさえ感じます。場所的に正しいのか、時間的に正しいのか、フィードバックして活かして欲しいものです。強いてあげるならば、もう少し人の流れのある場所や、夕方~夜の駅に人が流れる時間に開催したほうがいいのではないでしょうか。今回の企画は、きそばだけに関して言えば、JR小金井運転区のみなさんやきそばに元々付いていたファンの助けでしのげた印象が無くもないです。

また、アナウンスが遅いのです。開催のアナウンスの下野市HPへのアップが3/1とまさかの開始日です。周辺へのポスターやSNSでの事前広報も無し。しかも、3/1に新着情報としてホームページに公開したにもかかわらず、3/1にアナウンスすべき他の情報に埋もれてトップページから流れてしまうという事も起きていました。このイベントにたまたま出くわせたのなら、本当に運がいいとさえ思ってしまいます。

しかしながら、“きそば”は連日完売だったようです。ということは実はこのくらいのアナウンスが正しいのでしょうか。人が集まりすぎると捌けないので、あえて静かに開催しているのでしょうか。今後どうすべきイベントなのか判断に難しいところです。


小金井駅東口エリア公共空間利活用社会実験 キッチンカーWeek

2024年3/1~8 11:00~15:00

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