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大洗水族館 クラゲナイト [茨城]

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この9月は三連休が2回ありましたが、どちらも台風などの影響で天気がいまいちでしたね。様々なイベントが開催予定でしたが、中止や延期を余儀なくされたものも少なくなかったようです。こんなとき屋内施設は有利です。大洗水族館では夜間開放するイベントが行われていますが、この週末も通常通り開催されました。しかも、いつもと違って「クラゲナイト」と題した特別なイベントです。

大洗水族館は海岸の高台に作られているため、太平洋からの風の影響をモロに受けます。今回の台風でも暗い中、横殴りの雨が降り、打ち付ける波の音も轟音が響いていました。それでも、施設に入ってしまえば気になりません。

「クラゲナイト」というイベントは飼育員の特別講演や裏方体験がメインイベントになっています。しかしながら、実は今回これらを完全にスルーしました。というのも、夜間開館は全部で2時間で、その間に施設全てをめぐりお土産まで買おうと思うと明らかに時間が足りないと考えたからです。これが功を奏しました。昼間と違って館内はガラガラです。おそらく平日より空いているでしょう。限定600名の入館ということでしたが、この数には到底届かないと考えられます。空いているために好きな水槽を好きなだけ見ることができます。クラゲがたくさん浮かんでいる水槽も、伊勢海老が歩き回る水槽も、ナンヨウハギ、クマノミが泳ぎ回る水槽も、鰯の群れも全て見放題でした。もちろんサメもエイも元気です。強いて言えば、エトピリカが暗いためか静かでした。こんなにゆっくりと見られるならこれから先の選択肢は夜間開館しかないでしょう。

もちろん、夜間なのでショー関係はありませんでした。ペンギンも1羽しかいませんでした。むしろ、この1羽は夜間開館のために出ていたのでしょうか。ペンギンの世界も夜勤があるとしたらそれは切ない話です。

この時点ですでに1時間以上が経過していました。今度は館内のカフェで特別メニューを楽しみます。

テーブルのきれいなライトの飾りの中にもクラゲがいました。

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夜間開館特別メニューとしてさまざまなものがありました。サメとクラゲの「ウリクラゲドッグ」や不思議な味の「くらげ365フロート」など色々食べましたが一番おいしかったのは「アンコウの唐揚げ」でした。ジューシーな食感で、もっと食べたかったです。さすが高級魚です。

そんなこんなで急ぎ足で回ってちょうど2時間、ちょうどいい感じの時間でした。最後にきちんとお土産屋さんが開いているのは嬉しいですね。気分が良ければ、散財してしまします。

三連休の観光施設とは思えない、人混みの無いイベントに大満足でした。ところで、展示やカフェメニュー自体は通常の夜間開館と変わらないようですが、どのあたりが「クラゲナイト」の特別なものだったのでしょうか。もしかして、入館時にもらえるオトヒメクラゲのステッカーだけでしょうか。それがよく分かりませんでした。


大洗水族館 クラゲナイト

9/23,24(終了) 18:00~20:00

最寄りバス停は海遊号のアクアワールド大洗または茨交バスの亀の井ホテル入口です。

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那須南ヶ丘牧場 食>触 [栃木]

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日中の暑さがだいぶ和らぎました。これならば外での活動も苦にはならない陽気です。

南ヶ丘牧場は那須にあり、平野部よりは涼しいですが、日が出ていると汗ばむくらいでした。真夏は那須とはいえ暑いですし、那須の冬はアッと言う間にやってきます。そう考えると今の時期が那須観光に最適なのかもしれません。

那須にはどうぶつ王国やサファリパーク、りんどう湖ファミリー牧場など動物関連のレジャー施設が多いですが、南ヶ丘牧場にもさまざまな種類の動物がいます。牛、ロバ、ヤギ、ウサギ・・・たくさんの動物と触れ合えます。このように、様々な動物がいることから敷地も広いのかと思ったのですが、意外なことに直線距離では1キロ程度の距離しかありません。それでも一日費やせるほどのアトラクションがありました。乗馬体験や餌やりはどこにでもあります。しかし、ここにはウサギの散歩コーナーがありました。ウサギに餌をあげたり抱っこをしたりというのは他のところでもよく見ますが、リードをつけて散歩ができるのは面白いですね。

しかし、南ヶ丘牧場で一番印象に残ったのは触れ合いよりも「食」です。

まず、プレミアムソフトクリームの濃厚さに驚きました。まるでミルキーを食べているようです。同時に売られていたペロシキは、揚げパンのピロシキかと思ったのですが、どちらかと言えば餃子の餡の入った揚げパンのようでこちらもおいしかったです。

つむじカフェのヨーグルトドリンクはスタンダードなストロベリーなどを選ばず、グリーンにしたら笑えるほどに青臭い。だがそれがいい。健康になれそうな野菜の味がしました。

そして、釣り。園内の池にはたくさんのニジマスが泳いでいて釣ることが出来ます。受付でお金を払い、餌と竿とバケツを借りて池に向かいます。熟練の腕前を見せなければいつまでも帰れないことになるかと思われましたが、入れ食いでした。まさかの釣り時間1分くらい。その後は園の人にハラワタを出して串にさしてもらい、囲炉裏の炭で焼いて食べます。およそ30分くらい。こちらの方が長くかかりました。しかし、よく焼いたので中までホクホクです。アトラクションとして洗練されているのでしょう、身に川魚特有の臭みは一切ありませんでした。1匹では物足りないかもしれません。

様々なイベントを楽しみましたが、どこかの施設と合わせて訪問したのでは急ぎ足になってしまいそうです。特に魚を焼いて食べるのにはかなり時間がかかるので、前もってゆとりを作っておかねばならないでしょう。また、3連休や夏休み中は人が多すぎて待ち時間が増えてしまい、快適では無くなると思われます。楽しみたければ訪問するタイミングに気を付けた方がいいと思われます。


南ヶ丘牧場

8:00~17:30(平日16:30) 入場無料

最寄りバス停は関東自動車の一軒茶屋です。

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越谷メロンフェア [埼玉]

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メロンの産地と言えば、昔は静岡や夕張くらいしか思い浮かばなかったかもしれません。しかしメロンの需要が非常に大きいためか、今では各地で作られ、茨城県や熊本県も知名度が上昇している気がします。そんな中、埼玉県では越谷市でも生産しているそうです。その生産方法は昔ながらのものとは異なり、地面に這わせるのではなく、空中に実を成らせるように生産しているのだとか。この方法だと収穫も楽ですし、何よりも接地面が存在しないために、実が傷まないメリットがあります。だからこそ、名前もスカイメロンと付けられているのです。以前、イチゴでもありましたね。子供が話す戯言に、「スイカやメロンは地面に成っているから果物じゃなくて野菜なんだよ」なんていうものがありますが、この収穫方法だとメロンも果物に入れてもらえますね。

今回、そんな越谷市内で収穫されたスカイメロンのケーキなどを販売するメロンフェアが開催されています。知名度向上の一環ですが、おかげでこうして生産している事実を知ることができたわけです。

今回は、ルミエール洋菓子店のケーキを買ってみました。写真はその中のスカイメロンムースです。メロンとゼリーの下にメロンのムースとココナッツのムースが2層になっていました。パッと見て、何だメロンは二切れか、と思ったのですが、ゼリーとムースの層の間にメロンの層があり、結構たくさんのメロンが入っていました。ゼリーは弾力が強い一方で、下のムースはものすごく柔らかく面白いケーキです。スカイメロンを用いた商品は、その他にもショートケーキやスフレがありました。ルミエール洋菓子店は昔からの地域のお店といった感じだったのですが、スカイメロンケーキのバリエーションがたくさんあったことに驚きです。

しかし、実は数日前にフェアのホームページに残念なお知らせが公開されていたのです。スカイメロンの収穫量が悪いためにフェア自体が終了予定の9/11まで持たずに、前倒し終了するのです。それでもこのルミエール洋菓子店は11日まで開催するはずだったのですが、店頭には9/4で前倒し終了する旨の張り紙が貼ってありました。

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メロンの人気が予想以上にあったのか、それとも収穫量がどんぶり勘定だったのかはわかりませんが、地域の特産物として売り出すにはまだまだ生産量と実績が足りないのだと感じました。今後トライアンドエラーをして経験を積んでいくでしょうが、一方で各地の競争も激しくなりそうですので、ブランド化は一筋縄ではいかないかもしれません。


ルミエール洋菓子店

10:00~19:00 (火休)

最寄りバス停は国際興業バスの越谷ファミリータウン入口などです。

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