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敦賀昆布切符 in さいたまマラソン [福井]

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今年の3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸します。それを好機と捉え、福井県は観光アピールに力を入れています。特に東海道新幹線からではなく、北陸新幹線経由で福井にアクセスする地域に重点的にアピールしているようです。例えば、北陸新幹線の新しい終点となる敦賀市では、昆布で作った乗車券を作成し、長野県と埼玉県で約1000枚配ったそうです。

敦賀は江戸時代に北前船が立ち寄った関係から昆布産業が盛んで、特産品としておぼろ昆布が知られています。そこで、昆布に印字した昆布切符の登場となりました。新幹線延伸後にこれを敦賀市の施設に持っていくと、割引などの特典が得られます。期間は1年間なので、大事にとっておかねばなりません。しかし、よくよく見ると昆布の賞味期限は・・・6/30です。食べられなくなっても切符としての有効期限は切れていないので注意が必要です。ちなみに、さらによく見たところ、昆布切符の製造者は茨城県大子町とのこと。福井県じゃないのかい!そして、茨城の中でも内陸の街で加工しているのかい!と、ツッコミどころの多い切符でした。なお、同封されていたおぼろ昆布の方はきちんと敦賀市製です。

埼玉県での配布会場はさいたまマラソンのマラソンフェスティバル会場内でした。フェスティバルでは子供の様々なスポーツ体験やキッチンカー、企業ブースなどが出店していました。体験スポーツはサッカー、野球のメジャーなものだけでなく、バスケットボール、ラグビー、ラクロス、ボッチャなど色々あり、賑わっていました。昆布切符は敦賀市のブースで配布するということだったのですが、PRタイムの終了後の14時からの開始でした。開始時間に並んでいた人は100人以上いたでしょうか。新聞にも載ったため、知っている人も多かったのでしょう。敦賀市の担当者も楽しい人でしたし、昆布切符を企画実行するなど、観光はこのような人たちが担うべきだと心から思いました。

敦賀は今から20年前によく行きました。当時は食パン電車こと419系が走っていました。レンタサイクルで国道を爆走して鞠山藩の跡を訪問したこともありました。当時はインターネットなど無かったので、少ない情報の中、この辺りかなと自分で納得して帰ってきました。インターネットの隆盛とともに情報も簡単に得られるようになり、同時に遺跡整備も随分と進んだ気がします。マイナースポットも日の目を見るようになったことが原因でしょう。また、機会があれば敦賀市の新たなスポットを目指したいところです。


さいたまマラソン (さいたまスーパーアリーナ)

2/12(2024年実績) 昆布切符配布14:00~

最寄り駅は京浜東北線などのさいたま新都心駅です。

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