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秩父鉄道豆まきトレイン で鬼も出勤? [埼玉]

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今年の節分は土曜日に当たったため、各地の節分イベントへの人出は多かったのではないでしょうか。秩父神社の節分祭(鬼やらい)に合わせて運行される秩父鉄道の豆まきトレインも大盛況でした。インターネット上の情報ではゆとりのある牧歌的な豆まきが載っていましたが、それは平日開催の話で、今回は各車両とも混雑していました。混み具合は日中の山手線並みです。やはり子供連れが多く、大人は少数派でした。このような状況ですので、終点の秩父駅まで2時間の立ち覚悟です。もっとも、一番心配なのはトイレでしたが、なんとか大丈夫でした。電車の本数も少なく、路線も長いのにトイレがないのは非常事態に恐ろしく感じます。

豆まきトレインの出発は11:30です。そのおよそ30分前から受付が開始され、一人3個の豆パックをもらえます。ホームに降りるとすでに長い列がありました。時間になって車両が入線してくると、上記のように最終的に半数くらいの人が立ちになる混雑具合になりましたが、むしろよくぞ納まったという気がします。

電車が出発すると、行き違い電車を待ちつつ鬼の出てくる駅を目指します。1箇所目は小前田駅でした。「次はオマエダ」で少し有名な駅ですね。駅に到着すると上の写真のような鬼が待っていました。なんか弱そう?華奢な体型な鬼が子どもたちに豆を投げつけられています。大したことのない鬼だなと思ったのですが、この鬼はレベル1の鬼だったのです。

その後、何事もなく電車は寄居駅、長瀞駅と停車をして途中からの乗客を乗せていきます。途中から乗車をしても係の人が豆と乗車記念券を渡していました(券は途中で枯渇したようです)。そして、電車が和銅黒谷駅へ到着すると再び鬼が待っていました。再度豆まきが始まります。しかし、今度の鬼は様子が違います。赤鬼だけでなく緑鬼もいますし、形相も怖く暴れています。実はこの鬼は秩父神社の鬼やらいの鬼なのです。子供たちは負けじと豆を投げつけ、最終的に退治できたか・・・と思いきや、記念写真に収まりつつ、一緒に電車に乗りました。吊り革に掴まる鬼の様子はシュールです。鬼の出勤風景そのものです、実際これから秩父神社でのイベントに参加しますし。鬼と写真を取ったり自由時間を過ごしていたら、あっという間に終点の秩父駅でした。

秩父駅で電車の扉が開くと・・・えぇっ!?と驚くほどにホームは鬼で溢れていました。2~30体いたのではないでしょうか。子どもの鬼もいました。この秩父駅が最後の豆まきスポットです。「おには~そと」の声とともに豆をまき、鬼を退治・・・せず、皆で和気あいあいと秩父神社に移動しました。街は一時鬼だらけです。

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鬼もきちんと横断歩道を手を上げて渡ります。法律はきちんと守るんですね。というわけで、あまりの人出に心配されましたが、大盛況な楽しめるイベントでした。

その後、秩父神社でお参りをし、テラスから撒かれる豆を取ろうと試みましたが、残念ながら取れませんでした。豆まきの豆を取るなら、前の方で陣取らないと駄目ですね。節分イベントでしたが、鬼と仲良く楽しむイベントでした。


秩父鉄道 豆まきトレイン

2/3(2024年実績) 11:30出発 参加費無料 別途乗車券必要

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