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若手の夜明け2023 福田と強力 [埼玉]

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最近、全国のクラフトビールを集めて飲み比べられるイベントが様々なところで開催されています。さいたま新都心でも毎年開催されていて、定番化しています。しかし、日本には昔から全国に日本酒の酒造がたくさんあります。そこで、その酒造の若手が同様に一か所に日本酒を集めて飲み比べようと行っているのがこのイベントです。今回は3日に分けて北海道から九州までの様々な日本酒が提供されました。

参加券(1500円)の購入方法には2種類あり、前売り券だと2杯分、当日券だと1杯分の日本酒が付きます。加えて、おちょこも付いてきます。さらに、受付で特別なスマホの画面を見せると更に1杯もらえるサービスも有りました。

参加前に状況をネットで調べたところ「受付行列」の文字を見つけました。このようなイベントは受付だけでなく、酒や食事の提供も長蛇の列になることが多く、行く前からかなり憂鬱でした。そこで、混むであろう食事時間を避けて3時過ぎに行ったところ、その読みは当たり行列は一切無く、ストレス無く入場できました。日本酒のイベントだからか、コロナ明けで警戒中なのか、騒ぐ人がおらず皆さん大人な飲み方でした。

せっかくだから日頃飲むことがない地域のお酒をと思い、まず向かったのが長崎県平戸のお酒です。始めは普通のお酒を、と選んだはずだったのですが、全く普通ではありませんでした。福田酒造の「福田 純米吟醸」はすごくフルーティーな香りと微発泡な口当たりで高級感のある酒でした。始めからこんなインパクトの強い酒を飲んでしまうと後に困ります。

次に選んだのは鳥取県若桜町の「強力」です。熱燗にしますか?と聞かれたので、二つ返事で「は、はい」と答えて渡されたのが、なんと自販機の缶コーヒーくらいの熱さの酒でした。熱燗って人肌くらいのものではなかったでしたっけ。あまり、温度を上げるとアルコールが飛んでしまいます。しかし、イベントで回転が早いならば熱々もありなのかもしれませんね。そんなわけで消化器の芯からジュワーと熱の広がる酒で、これもインパクトが有るように感じました。

イベントに参加することが納得できる酒造ばかりですね。試していない酒もきっと面白いものだったのでしょう。

しかし、日本酒です。おちょこ一杯ずつとは言え、アルコールが回ってくるのが分かります。金銭的にというよりもアルコール度数的に全種類試すことはできませんでした。それどころか、追加チケットが5杯分からなので、追加すると完全に出来上がってしまいます。

全国には知らないお酒がまだまだたくさんあります。機会があれば色々試したいところです。

ちなみに、こだわっているのは酒だけではありません。フードも充実していました。ジビエのホットドッグやイカの鉄砲焼、のどぐろ、おでんなど魅力的なものばかりです。しかもいい時間に行ったので並ぶ必要がありません。結構食べましたが、店の名前が不明です。公式にもありません。どこのお店だったのでしょう。

予想以上に楽しめましたが、やはり一人で参加するイベントではないですね。気のおけない仲間と日本酒を飲むともっと楽しめたでしょう。ただし、そうするとそのまま酔いつぶれてしまうおそれがあるので、安全に帰宅できたことを良しとしましょう。

今回のさいたま新都心のけやきひろばに限らず、各地を巡回しているイベントらしいですが、次も来てくれるでしょうか。意外に会場が静かだったことが気になります。儲からないから、さいたまはやめようとならなければいいのですが。


若手の夜明け

3/17~19(2023年実績) 

最寄り駅は京浜東北線などのさいたま新都心駅です。

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