黄ぶな を買いに 宇都宮酒造 へ [栃木]
新型コロナウイルスの早期終息を願って、巷ではアマビエが流行っています。
そのアマビエは実はアマビコの転記ミスにより生まれたというのが本当のところのようです。
実際に同じような三本足のアマビコを載せる文献は複数あるのですが、アマビエについては熊本に伝わる一件のみにしか書かれていないとか。
しかし、そのインパクトからアマビコよりもアマビエのほうが世間に受け入れられました。
そして今ではありとあらゆるものにアマビエが描かれ、関連グッズもたくさん売られています。
アマビエゆかりの品々についてはこれまでここでもいくつか紹介してきました。
疫病除けの伝説はアマビエに限りません。
宇都宮市には昔から「黄ぶな」の伝承が伝わります。
かつて疫病が流行ったときに、田川で捕まえた黄ぶなを食べたところ快癒したというものです。
というわけで、今回の新型コロナウイルスでも注目を浴びることとなりました。
とは言うものの盛り上がりはいまいちですね。
先日の正光寺のお守りにも描かれていました。
実はこの「黄ぶな」の名前を持つ日本酒が以前より売られているのです。
今回は製造元である宇都宮酒造に直に伺い、黄ぶなを購入してきました。
宇都宮酒造は宇都宮の中心部から離れた郊外にあります。
敷地の入口には古い建物が建ち、訪問者を迎えてくれます。
建物の中に入ると、昔ながらの小上がりを持つ部屋があり、各種日本酒が並べられていました。
観光地化された場所ではないので試飲などの提供はありません。
実直な販売に特化した造りです。
現在、「黄ぶな」は通常見かけるものの他に、医療支援の特別純米黄ぶな(青ラベル)が売られています。
これを飲んで、早期終息を願うとともに、医療関係者のために少しでも役に立てればと思います。
宇都宮酒造
9:00~12:00 / 13:00~17:00 日休(加えて4~9月は土休)
最寄りバス停は関東自動車の下平出です。
2020-07-10 00:55
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