大通り公園と橋の詩 [神奈川]
「大通り公園」と聞くと、もしかしたら札幌を思い浮かべるかも知れません。
しかし、よく見てください。
今回提示した大通り公園には「り」が表記に入っています。一方で札幌の方の表記は「大通公園」です。
「り」がある方の大通り公園は横浜市にあります。
関内駅から西に向かって延びている公園が大通り公園です。
両脇にマンションなどが建ち、真ん中を貫く広い空間には爽快感さえ感じます。
噴水もあり、多くの人がその緑に癒しを求めて過ごしていました。
横浜市の中心部とは離れていますが、こうした憩いの空間が存在するのは魅力的ですね。
このまっすぐな広い空間はどのようにして生まれたのかといいますと、実はここには運河が流れていてそこを埋め立てたそうです。
下にはこの運河跡に沿って地下鉄が走ってます。
昔は船で運河を通っていた物流が、今は電車で地下を通っていると言うことでしょうか。
埋め立て跡の地盤は弱くないのか心配ですが、既に30年以上存在しているのですから問題ないのでしょう。
そんな昔の運河の様子を示す物が地下鉄伊勢佐木長者町駅の構内にあります。
「橋の詩」と題されたそのモチーフは当時かかっていた橋の銘板を貼り付けてアートとしています。
ここに限らず、かつての横浜の港を想起させる様々なものが、いまやモニュメント化しています。
記憶を伝える物やテーマパーク化された物ではなく生活と隣り合わせであった頃の様子も見てみたかったですね。
橋の詩
最寄り駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅です。
2012-07-07 23:30
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