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ガマの穂爆発大実験 さいたま水族館 [埼玉]

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植物のガマは湿地帯に生えています。子供の頃はよく見た気がしますが、最近では余り無いのでしょうか。因幡の白兎の神話にも出てくるので知名度は高いと思います。写真のようなソーセージの形のようなものです。子供のときは折って遊んだかも知れません。イメージとしては剣とか槍です。つまり堅いイメージしかなかったのです。

ところが、そのガマが爆発するらしいとの情報を手に入れました。

羽生にあるさいたま水族館では、そのガマを爆発させるイベントを行うとのことでしたので、行ってみました。あわよくば体験を期待しつつ。

さいたま水族館のある羽生水郷公園は東北自動車道の羽生ICのすぐ脇です。昨年も同様のイベントを行ったところ参加者は1家族しかいなかったとか。今年はどうかと思いましたが、蓋を開けてみれば沢山の人が集まり200人を超えたそうです。確かに、自分のアンテナにも引っかかったくらいですから、沢山の人にアナウンスが届いたのでしょう。ガマの前に参加者が大爆発しました。

さて、肝心のガマの方ですが、沢山の参加者でしたが、館の人が奔走してくれたおかげで多くの人に行き渡ったようです。自分も一つもらい初めての爆発の体験をしてきました。熟した蒲の穂を握るとフワフワフワッと膨らんでいきます。ソーセージの形からは想像もつかない変化が起こりました。最も違和感があったのが、音も立てずに無音で爆発していきます。弾ける轟音が起きてもおかしくないくらいの劇的な爆発が静かに起こっていきました。

ガマは近くにあっても、このような変化を全く見たことはありませんでした。子供時代の他の人達は知っていたのでしょうか。これからはガマを見る目が変わります。体験して知識を得ることは重要ですね。ものすごい感動を覚えましたが、この知識どう応用しましょうか。とても楽しい現象ですが、生活に役立たないから子供のときに教えてもらえなかったのかも知れませんね。次に見つけたらムフムフしながら密かに爆発させようと思います。

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イベント後の会場は雪が積もったかのように当たり一面白くなっていました(全部ガマの種です)。

この後、さいたま水族館とキヤッセ羽生にも行きました。結構な人出があったように見えましたが、館の人曰く例年程度の入館者だったそうです。


ガマの穂爆発大実験

12/24 11:00~ (2023年実績) 無料

さいたま水族館の人が書いていましたが、日曜日は近隣のバスがすべて運休するため公共交通機関でのアクセスはできません。

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