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大竹海岸 ハマグリまつり [茨城]

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ゴールデンウィークはちょうど潮干狩りに適した時期でもあります。今年は国民の大半がワクチンをうち、新型コロナウイルスの波も一段落している時期とあり、各地で人出が増えているようです。そのせいで高速道路もコロナ前に匹敵するほどの渋滞を見せていました。

関東地方での潮干狩りは千葉県のイメージが強いですが、茨城県でも行っている場所があります。そのうちの一つがこの大竹海岸です。しかも、通常の潮干狩りはアサリですが、大竹海岸の潮干狩りはハマグリです。しかし、その採取方法には通常と異なる秘密がありました。

今年の大竹海岸の潮干狩りは、新型コロナウイルスの影響で5月いっぱいまでの土休日となっており、10時と13時半の一日二回行われます。まずこの時間が決められているという点がポイントです。通常の潮干狩りは干潮時に合わせて時間無制限に取るイメージです。

実は大竹海岸ではこの開始時間に合わせてハマグリを撒く(埋める)のです。このときに用いられるのが写真に示したようなトラクターで、砂浜を掘り返してそこにハマグリを埋めていきます。果ては砂に埋めずにハマグリを直接バケツから砂浜に撒いてもいました。その風景は餅撒きや節分の豆撒き(景品撒き)のようでした。

ハマグリが撒き終わると合図とともに参加者が砂浜に突進していきます。まずは砂の上にハマグリが見えているので、開始すぐのターゲットはそこになります。そうして、どんどん埋められたハマグリを集めていきます。潮干狩りというより宝探しです。純粋に潮干狩りを楽しみたい人には違和感しか無いでしょうが、アトラクションだと思えばとても楽しめます。

あっという間に辺り一面掘り返されて終了になります。最後の方は期せずしてハマグリを掘り当てたりして潮干狩りっぽかった気がします。一応準備はしましたが、クマデもいらないかも知れません。溢れんばかりの貝を収穫というわけにはいきませんでしたが、持ち帰り料が取られるわけではないので良いのではないでしょうか。満足の行く潮干狩りアトラクションでした。

上にも書いた通り、ゴールデンウィーク中は高速道路だけではなく近隣の道路も大渋滞します。そのため、予定時間に会場到着が出来ない人も結構いたようです。しかしながら、そうしたイレギュラーな問題にも店の運営の人が開始時間を遅らせるなどの対応を取ってくれていました。逆に言うと、その分予定が後ろへずれる可能性があるので、キツキツの時間設定で旅の予定を組み上げてしまうと対応ができなくなるのでご注意ください。

アサリと違ってハマグリは食べごたえがあって、かつ食べるのが楽でいいですね。


大竹海岸ハマグリまつり(海の家 山田売店)

~5/29までの土休日 10:00または13:30開始

大人2000円 子供(小学生)1000円

人数制限を行う可能性があるそうですが、ホームページから予約をしておくと安心です。

最寄り駅は鹿島臨海鉄道の新鉾田駅ですが、そこからかなりの距離があり、利用可能な公共交通機関はタクシーしかありません。

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