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HOSHIIMONO100Café [茨城]

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オリンピックのメイン会場である新しい国立競技場の設計者として知名度急上昇の隈研吾氏ですが、茨城県の境町では隈氏の設計された建物が次々とできています。この「HOSHIIMONO100Café」もその一つで、突如住宅街に現れる不思議なデザインの建物です。木のストライプの飾りが隈氏の特徴を表しています。

中は干し芋をテーマにしたコンセプトカフェとなっています。通常のコーヒーや茶の他に店頭では干し芋も売っていました。汗ばむ陽気で、何か飲もうとして訪問したのですが、他に客がいなかったのでカウンター越しにたくさんの店員に見られて焦ってしまい、目に入った変わった飲み物「ほうじ茶レモネード」を急いで頼んでしまいました。あとでよくよくメニューを見たところ、干し芋屋らしいシェイクやミルクもあったようです。近々再訪したときに頼んでみるとしましょう。ほうじ茶レモネードですが、ほうじ茶の味は強くなく、時間が立つにつれてどんどんレモン感が強くなる飲み物でした。この辺りは猿島茶が有名ですので、その関係でお茶メニューも充実しているのでしょう。

しかし、どうして境町は隈さんイチオシなのでしょうか。なにか縁があるのですかね。


道の駅から河岸の駅までの通りの雰囲気は散策にはいい感じです。両脇に並ぶ昔ながらの商店がいい味を出しており、すぐ向こうに利根川があると全く感じられません。ふと、目の前の電柱には水害の注意表示が貼られていました。最近では海岸近くに行くと、「津波時に◯mの浸水がありました」と書かれたものを目にすることがありますが、境町は川に面しているだけに水害の注意喚起がしっかりしているのだなあと思ったものです。

しかしながら、「赤線が浸水想定です」と書かれているものの肝心の線が見つかりません。さては、注意喚起はしてみたもののメンテナンスがきちんとできていなくて赤線が消えてしまったな、と心の中で苦笑しつつ視線を何気に上へ移すと…何とまさかのはるか電柱の上に赤線があるのです。注意書きの数字もしっかり見ていませんでした。

浸水想定は…7.1m

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恐ろしい限りです。

さすが、河岸の街の抱える災害は並ではないです。そんな災害が未来永劫来ないことを願わずにはいられません。



HOSHIIMONO100Café

11:00~18:00(火休)

最寄りバス停は朝日バスの坂花町です。

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