相模国分寺跡 [神奈川]
海老名駅から東へ進んだ小高くなったところに相模国分寺跡はあります。
少し北には国分尼寺もあり、奈良時代はこの辺りが相模国の中心地だったのでしょうか。
現在は塔の基壇の跡などが設置されているだけで、広い公園のようになっています。
海老名市周辺は東京や横浜へのベッドタウンとして発展著しく、駅前にも新しい巨大な商業施設があります。
相模国分寺跡も住宅街に囲まれていて、子供をはじめ地域の人の憩いの場所となっているようです。
ただ、講堂跡は道路により分断されていて、興を無くしているのが残念でなりません。
隣接する海老名市温故館では昔の航空写真などが展示されていて、海老名市の変遷が分かるようになっています。
それを見ると、戦後直ぐは周りが田んぼだらけののどかなところだったことが分かります。
今の市街化が想像できません。
ちなみに国分寺創建当時の隆盛を再現するかのごとく、海老名駅前のショッピングモールには七重塔の1/3の模型が設置されています。
1/3でも十分に大きいものです。
今後機会があれば、遺跡の発掘調査をするのでしょうか。
何かスゴイものが出てくることが期待されます。
相模国分寺跡
海老名市温故館 9:00~17:15 無料
2014-06-20 21:07
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