能勢妙見山 [大阪]
大阪の北の外れにある妙見山は長閑な風景に囲まれています。
特に今は紅葉も終わり、冬へと季節が移ろう時期であるためひっそりとしていました。
妙見山へは梅田から、阪急電車(川西能勢口)~能勢電鉄(妙見口)~妙見ケーブル~妙見リフト と長い行程を行かなければなりません。
特に、ケーブルはともかく、拝観にリフトに乗っていくと言うのは非常に稀有な体験でした。
山上には巨大な建造物である「星嶺」というものがあります。
光り輝くそれを見てしまうと、どこかの新興宗教かとさえ思ってしまうほどのインパクトがありましたが、ここはれっきとした眞如寺という日蓮宗の寺院です。
山門をくぐると山の北側には様々なお堂があります。
本堂も北向きに建っています。
なぜここまで北にこだわっているのかと言うと、おそらく祀っている妙見菩薩が北極星に関係する仏様であるからと考えられます。
訪れた日は丁度寒波到来の日で最低気温-7℃、最高気温3℃でした。
ほかにも面白いところが盛りだくさんです。
上記写真にあるように入り口には鳥居があるのですが額の中にはきちんと妙見菩薩と書かれています。
神仏混交の極みです。
山門の前にはコイン望遠鏡備え付けの展望台が完備されています。
また、山門の下には県境があり、上記鳥居は兵庫県、本堂は大阪府になります。
冬季期間中、山上に向かうためのケーブル・リフトは運休になります。
再開は3/20~ (ただし1/1~4、1/24,2/11は行事等のために特別運行されます。)
ケーブル往復540円 リフト往復480円
2008-12-13 00:08
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0